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[212] ギロチン落下は本当にピンの強度不足でしょうか?
日時: 2010/11/25 02:00
名前: 343 ID:DPqSybbQ


こんばんわ。
いつもこの掲示板では勉強させて貰っています。
初めての投稿なので無作法などありましたらご指摘ください。


ここで皆さんにお聞きしたい事はガンマの持病でもある排気デバイスについてです。

僕の手元には今2台分の排気デバイスがあります。
1組目は走行距離不明のL型エンジンから取り出したギロチンクラッシュ後のもので
2組目は11000km走行のL型エンジンから取り出した未クラッシュのものです。

今回両方のギロチンの(M型以降2重巻きになっているという)ピンの直径を計ってみました。

既クラッシュ:3.95〜4.00
未クラッシュ:3.90〜3.95

マイクロメータはもっていないので手持ちの安いノギスを使って測定したものなので精度についてはちょっとアレですが…
圧入されたすり割りピンとしては妥当な寸法だと僕は考えています。
ピンをガラスに当てたりしてみましたが曲がりなども無いと思います。

ここで世間で俗に言われている「L型の悲劇」に関して、皆様がどのようなものを見てきたか、ご教授願いたいのですが…

世間では「ピンの強度不足」と言われていて確かにM型以降いわゆる「対策部品」が導入されました。
しかしピンが疲労で痩せたり曲がったりと言うことは今回確認できませんでした。(クラッシュした方のピンも圧入すればまだ使えそうなぐらいです)

むしろクラッシュしたギロチンをよく観察すると3段デバイスのうちの2段目(中段)の穴がスラスト方向に広がっていてデバイスを構成している部品そのものの材料的な強度不足によるものではないかと思うのです。

ここからは憶測でこれから調べてみますが、ピンの材質はステンレス。デバイスの材質はアルミではないかと。ピンの直径とさほど変わらない厚さしかない2段目の排気デバイスがピンに勝てるワケが無いと思うのです。



それなのに当時のスズキはM型からピンを2重にしてきました…

僕は2重ピンのデバイスを持っていません。
「2重ピンでもクラッシュした」や「M型からはピン以外にもここが改良されている」や、既クラッシュの排気デバイスをお持ちの方、「こんな所見があった」などの話があればお聞かせください。
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太い方が排気バルブとの固定は強いとは思います ( No.1 )
日時: 2010/11/28 22:13
名前: きりしま ID:YTQGYHnw

ピンの強度というより、
ピンが排気バルブに固定されている強度が不足していたのではないかと思います。
ピンが太い方が、きっちり固定できると思います。

もちろん、構造的に、強くはなったとはいえ、
脱落がないかというと、そうでもないと思うので、
要メンテ部品であることには変わりないと思います。

私が交換したときは外周計りませんでした…。

http://rgv250.jp/custom/egoh3.html
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そうなんですよね。 ( No.2 )
日時: 2010/12/02 21:50
名前: 343 ID:TM5kcp5Q

>きりしまさん

いつもホームページ見せて貰ってます。

>ピンの強度というより、
ピンが排気バルブに固定されている強度が不足していたのではないかと思います。

そうなんですよね。
多分ピンそのものの強度は別に不足していなかったんでは無いかと。
もしかしてきりしまさんのお持ちのバルブの二重ピン、内側はすり割ではないモノですか?
写真だと断定が難しかったので…



ここで出てくる疑問が
「もし当時のスズキもピンの固定強度不足を承知していたならなぜすり割ピンを打ち込む事にこだわったのか」
と言う事です。
「中段のバルブとピンをセパレートでは無くワンピースで制作する」
とか
「4mmの焼き入れ丸棒をピンの代替にする」
とか何もすり割ピンにこだわらなくても良いと思うのです。

何か「すり割ピン」にこだわる理由が有ったのか。

何かご存知の方いらっしゃいましたら教えて下さい。
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