エンジンの慣らしについて ( No.9 ) |
- 日時: 2013/01/15 19:08
- 名前: VJ22A乗り ID:eAi.VNJ2
- エンジンの慣らしの仕方ですが、メーカーでは組立て後に生産慣らしと言うのをやるのですが、時間にして1,5時間から2時間位です。
各部異常が無いか、漏れが無いか、ちゃんと回るか見ます。 負荷装置はダイノジェットの様なもので、違うのは定速回転が出来る事です。 低回転から段階的に負荷を掛けて行き、最終的には出力点回転数まで行きます。距離的には100〜130キロなので、サーキットで走る場合時間と距離的には コレ位が良いのではと思います。一般道での慣らしは負荷装置が無いので、ミッションを利用すると良いかもしれません、上のギア程エンジンに負荷がかかるので最初は下道で下のギアを使ってトロトロ走ってみて、じょじょに高速で上のギアを使って走ってみるといった感じで。 なぜ、負荷を変えなくてはいけないかと言うと、エンジンの回転方向をスラスト方向と呼び、このスラストの当りが重要になってきます。 ピストンのピンのあるピン穴は一見中心にある様に見えて中心にありません。 若干オフセットされてます、これはピストンが様々な負荷でもバランス良くシリンダー内壁に当たる様にするためと、騒音防止の為です。 クランクシャフトのベアリングもスラスト方向への当りが、回転のフリクションロス低減につながります。ボールベアリングの当りを均一にする為にも、 段階的な負荷がけをお勧めします。
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